運転免許の更新費用はいくら?優良・一般・違反別の手数料とマイナ免許証との差額、特別費としての備え方【2026年版】

運転免許証・カレンダー・クルマを並べた特別費のイメージイラスト

運転免許の更新費用は、優良運転者(ゴールド免許)で更新する場合、東京都の例でおよそ3,350円、一般運転者でおよそ3,650円が目安です。金額そのものは小さくても、免許更新は「5年に1度、しかも誕生日ごとに家族のタイミングがバラバラ」に訪れる、典型的な見落としがちな特別費です。この記事では、2025年3月の手数料改定後の金額を整理し、マイナ免許証との差額、70歳以上の高齢者講習、手数料以外にかかるお金、そして特別費としての備え方まで、家計管理の視点で解説します。

※金額は警視庁(東京都)が公表している手数料を基にした目安です。都道府県や免許センター・警察署によって、写真代や講習の運用が異なる場合があります。お住まいの都道府県警察の最新情報を必ずご確認ください。

目次

運転免許の更新費用はいくら?結論は「3,000円台」が目安

結論からお伝えすると、免許更新にかかる手数料は「更新手数料」と「講習手数料」の合計です。令和7年(2025年)3月24日以降の東京都の例では、免許証のみ(従来のカード型)を持つ方の更新手数料は2,850円、これに優良講習500円を足して3,350円となります。違反運転者講習や初回更新者講習に該当すると講習手数料が1,400円になるため、合計は4,250円です。

家計の立場から見ると、1回あたりの金額は大きくありません。ただ、夫婦2人なら合計で7,000円前後、免許を持つ子どもが増えれば更新も増えます。さらに、更新に行くための半休・有給の取得や交通費、証明写真代といった「周辺コスト」を含めると、実感としては5,000円前後になる家庭も少なくありません。年間の特別費を一覧にしたときに「免許更新」の行がないと、その月だけ予定外の出費になってしまいます。

📅 年間の特別費を見える化するアプリ「特別費カレンダー」

免許更新・車検・自動車税など、年単位でやってくる出費をまとめて洗い出し、毎月いくら積み立てればいいかまで自動計算。1月1日に「今年の特別費」を見える化しておけば、更新月に慌てません。口座連携は不要、まずは無料でお試しください。

▶ 特別費カレンダーを無料で使ってみる

更新手数料と講習手数料の内訳

免許更新の費用を家計で整理するデスクのイラスト

免許更新の費用は、大きく2つに分かれます。ひとつは免許証の交付に対する「更新手数料」、もうひとつは更新時に受ける講習の「講習手数料」です。2025年3月24日の改定で、マイナンバーカードと免許証を一体化した「マイナ免許証」を持つ方は、更新手数料が安くなりました。警視庁(東京都)が公表している金額は次のとおりです。

保有状況 更新手数料
免許証のみ(従来のカード型) 2,850円
マイナ免許証のみ 2,100円
免許証とマイナ免許証の2枚を所持 2,950円
講習区分 会場で受講 オンライン受講
優良講習(ゴールド免許) 500円 200円
一般講習 800円 -
違反・初回講習 1,400円 -

優良講習はおおむね30分、一般講習は1時間、違反・初回講習は2時間が標準です。オンライン講習を選べるのは、マイナ免許証を持つ優良運転者などに限られます。なお、70歳以上の方は、更新前に高齢者講習を受けているため、更新時にかかる手数料は更新手数料のみとなります。

区分別シミュレーション|あなたの更新費用はいくら?

更新手数料と講習手数料を組み合わせると、ケース別の合計は次のようになります(東京都の例・手数料のみの目安)。

ケース 計算 合計の目安
優良・免許証のみ・会場受講 2,850円+500円 3,350円
一般・免許証のみ・会場受講 2,850円+800円 3,650円
違反・初回・免許証のみ 2,850円+1,400円 4,250円
優良・マイナ免許証のみ・会場受講 2,100円+500円 2,600円
優良・マイナ免許証のみ・オンライン講習 2,100円+200円 2,300円

同じ優良運転者でも、従来の免許証で会場受講する場合(3,350円)と、マイナ免許証でオンライン講習を受ける場合(2,300円)では、1回あたり1,050円の差が出ます。5年に1度の更新ですから、年換算では約210円の違いです。金額だけで選ぶ必要はありませんが、「どのパターンで更新するか」を事前に決めておくと、家計の見積もりがぶれません。

マイナ免許証にすると本当に安くなる?

免許更新の予定を書き込んだカレンダーのイラスト

マイナ免許証は、手数料面ではたしかに有利です。更新手数料は750円安く(2,850円→2,100円)、優良運転者ならオンライン講習で講習手数料も300円安くなります。ただし、注意したい点もあります。

第一に、すでにカード型の免許証を持っている方が新たにマイナ免許証を追加で作る場合(2枚所持)は、更新手数料が2,950円とむしろ高くなります。第二に、マイナ免許証への切り替え時に別途手数料がかかる場合があること、そして暗証番号の管理やスマホ・カード読み取りの手間があることです。また、運用は都道府県で細部が異なります。安くなるかどうかは、「今回の更新でマイナ免許証だけにするのか、2枚持ちにするのか」で変わると覚えておくとよいでしょう。

📅 年間の特別費を見える化するアプリ「特別費カレンダー」

この記事の金額をヒントに、「免許更新」「車検」「自動車税」といった項目をアプリに並べるだけで、年間の特別費の合計と毎月の積立額がすぐに分かります。家族それぞれの誕生月に合わせた更新月も、カレンダーで一目で確認できます。まずは無料でお試しください。

▶ 特別費カレンダーを無料で使ってみる

70歳以上の更新費用|高齢者講習と認知機能検査

70歳以上の方が免許を更新するには、更新手続きの前に「高齢者講習」の受講が必要です。75歳以上の方は、さらに「認知機能検査」を受け、その結果に応じて講習内容が決まります。これらは警察署ではなく、公安委員会から委託を受けた自動車教習所などで受けるため、手数料は更新手数料とは別立てです。

項目 費用の目安 備考
高齢者講習 6,450円前後 教習所により異なる。実車指導を含む標準的な講習の目安
認知機能検査(75歳以上) 1,050円前後 検査手数料の目安
更新手数料(免許証のみ) 2,850円 講習手数料は不要

つまり、70歳以上の更新では、教習所での講習代と更新手数料を合わせて1万円前後を見込んでおくと安心です。講習は予約制で混み合うことが多く、受講から更新手続きまでに有効期限が定められているため、スケジュールには余裕が必要です。ご両親が免許を持っている場合は、親世代の更新時期もあわせて家計の予定に入れておきましょう。

手数料以外にかかる「見えない」費用

手数料の目安を表すコインと免許証のイラスト

免許更新では、手数料以外の費用が意外と効いてきます。代表的なものを挙げます。

まず証明写真です。免許センターでは窓口付近の撮影機を使うことが多く、数百円から千円程度が目安です。次に交通費で、免許センターまで電車やバス、駐車場を使えば数百円から千円台になります。そして最も大きいのが時間のコストです。平日に有給や半休を取る場合、その時間は収入や休暇という形で家計に影響します。日曜日に更新できる免許センターもあるため、事前に確認すると負担を減らせます。

また、優良運転者(ゴールド免許)を維持していると、自動車保険料の割引が適用されることがあります。保険料の仕組みは自動車保険は年間いくら?年代別の相場と備え方で詳しく解説しています。更新費用そのものは小さくても、安全運転を続けて優良区分を保つことが、長期的には家計の節約につながります。

特別費としての備え方|5年で割ると月いくら?

免許証と自動車で表した高齢者講習・更新費用のイラスト

免許更新は5年に1度(優良・一般で一定の条件を満たす場合)の出費です。特別費の考え方では、これを「発生月に慌てて払う」のではなく、「年額に換算して毎月積み立てておく」形で備えます。

世帯のケース 5年間の総額の目安 1年あたり 1か月あたり
1人(優良・3,350円) 3,350円 約670円 約56円
夫婦2人(どちらも優良) 6,700円 約1,340円 約112円
夫婦2人+周辺コスト(写真・交通費を各1,000円) 8,700円 約1,740円 約145円
70歳以上の夫婦2人(講習込みで各1万円) 20,000円 約4,000円 約333円

月あたりに直すと、ほとんどの世帯で数十円から百数十円です。この程度であれば、年間の特別費の中の「その他」枠に含めて処理しても構いません。大切なのは金額よりも「いつ更新時期が来るのか」を記録することです。免許証の裏面にある有効期限を、家族全員分、年間の特別費カレンダーに書き込んでおきましょう。基本の考え方は特別費の積立方法|毎月いくら貯める?、年間の予定への落とし込み方は特別費の年間スケジュールの作り方が参考になります。

車に関する出費は、免許更新のほかにも車検や自動車税などが続きます。車の維持費は年間いくら?や車検費用の相場とあわせて確認すると、「クルマにまつわる特別費」の全体像がつかめます。

よくある質問

更新できる期間はいつからいつまで?

一般的には、誕生日の1か月前から誕生日の1か月後までの約2か月間です。この期間を過ぎると免許は失効してしまい、再取得には時間も費用も多くかかります。必ず有効期限を家族分カレンダーに登録しておきましょう。

更新費用はどこで払う?現金のみ?

支払い方法は免許センターや警察署によって異なります。収入証紙で払う場合もあれば、キャッシュレス決済に対応している場合もあります。事前に更新場所の案内を確認し、念のため現金を用意しておくと安心です。

オンラインだけで更新できる?

マイナ免許証を持つ優良運転者などは、オンライン講習を選べます。ただし、対象や手続きは今後変わる可能性があります。最新情報は各都道府県警察の公式ページでご確認ください。

まとめ|免許更新は「小さいけれど忘れやすい」特別費

運転免許の更新費用は、東京都の例で優良運転者が3,350円、一般運転者が3,650円、違反・初回が4,250円が目安です。マイナ免許証のみにするとさらに安くなりますが、2枚所持では逆に高くなる点には注意が必要です。70歳以上は教習所での高齢者講習が加わり、1万円前後を見込んでおくと安心でしょう。

5年で割れば月あたり数十円〜百数十円と小さな金額ですが、更新月が家族それぞれ違い、忘れやすいのがやっかいな点です。免許更新も「特別費」の一項目として、年間のカレンダーに載せておきましょう。まずは全体像を押さえたい方は、次の記事もあわせてご覧ください。

📅 年間の特別費を見える化するアプリ「特別費カレンダー」

免許更新も、車検も、自動車税も。年に一度、1月1日に特別費をまとめて見える化して、毎月いくら積み立てればいいかを自動計算します。口座連携は不要で、まずは無料でお試しいただけます。

▶ 特別費カレンダーを無料で使ってみる

出典:警視庁「運転免許更新等手数料の改定について」(令和7年3月24日以降の手数料)ほか各都道府県警察の公表情報。高齢者講習・認知機能検査の金額は教習所により異なる目安です。

※本記事は家計の計画・見える化を目的とした情報提供であり、金融商品の勧誘や投資助言ではありません。掲載の金額はすべて目安です。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

特別費カレンダー 企画・運営者。「毎月きちんと家計簿をつけているのに、車検や税金、帰省が重なる月に家計がドカンと狂う」という自身の経験から、月次家計簿に乗らない“年単位の出費(特別費)”を1月1日に見える化し、毎月の積立額を自動計算するアプリ『特別費カレンダー』を開発しました。むずかしい家計管理を、だれでも無理なく続けられる形にすることをテーマに、特別費の考え方・年間スケジュールの立て方・積立のコツをわかりやすく発信しています。

コメント

コメントする

目次