年賀状の費用はいくら?1枚の相場と枚数別シミュレーション【2027年版】

年賀状の費用とカレンダーとコインを表したティール配色のイラスト

「年賀状の費用って、毎年なんとなく出費しているけれど結局いくらかかっているの?」——そんな疑問を持ったことはありませんか。年賀状の費用は、年賀はがき代(1枚85円)に印刷代を足したもので、出す枚数と印刷方法によって総額が数千円から2〜3万円まで大きく変わります。しかも準備が11月〜12月に集中するため、家計にとってはまさに「年末に一度だけ発生する特別費」。この記事では、2026〜2027年(未年)版の最新料金をもとに、年賀状1枚あたりの相場、枚数別の総額シミュレーション、そして費用をぐっと抑える節約のコツまで、家計目線でわかりやすく整理します。

目次

年賀状の費用相場は1枚いくら?【2026〜2027年版】

年賀はがき1枚とコインの山を表した費用相場のイラスト

年賀状の費用は、大きく分けて「はがき代」と「印刷代」の2つで構成されます。まずはこの2つを分けて考えると、自分にとっての適正な予算が見えてきます。

年賀はがき自体は1枚85円

郵便局で販売される年賀はがきの価格は、1枚85円です。2024年10月の郵便料金改定で、それまでの63円から一気に22円値上がりしました。つまり、100枚出す人なら、はがき代だけで以前より2,200円多くかかる計算です。無地・インクジェット紙・写真用など紙質による違いはありますが、販売価格はいずれも85円で共通しています。この「はがき代」は郵便局で買っても印刷サービスで買っても基本的に同じ土台になります。

印刷方法で「1枚あたり」は大きく変わる

差が出るのは印刷代のほうです。自宅のプリンターで印刷する場合、インク代は1枚あたりおよそ20〜30円。はがき代と合わせても1通あたり約105〜115円に収まり、これが最も安い方法です。一方、ネット印刷(フルカラー)を早割で頼むと、はがき代込みで1枚あたり約175〜305円。写真印画紙タイプの写真年賀状なら約205〜385円が目安です。「安さ」を取るか「手間の少なさ・仕上がり」を取るかで、選ぶ方法が変わってきます。特別費の考え方については特別費とは何か(基本の考え方)もあわせてご覧ください。

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年賀状・おせち・お年玉・帰省など、年末年始はまとまった出費が一気に重なります。「特別費カレンダー」なら、こうした年単位の出費を1月1日に見える化し、毎月いくら積み立てておけばいいかを自動で計算。洗い出しから積立計算までまるごとおまかせできます。口座連携は不要、まずは無料でお試しください。

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年賀状は何枚出す?平均枚数と総額の目安

重なった複数の年賀はがきとコインを表した枚数と総額のイラスト

総額を左右するもう一つの要素が「枚数」です。ここ数年、年賀状を出す枚数は右肩下がりで減り続けています。

1人あたりの平均は約5.6枚まで減少

年賀はがきの発行枚数は、2026年用(午年)で7億4,841万枚となり、前年から約30%も減少しました。ピークだった2004年の44億8,500万枚と比べると、実に約6分の1の水準です。公開資料をもとにした試算では、直近の年賀郵便の利用は1人あたりおよそ5〜8枚程度まで下がっているとされ、民間調査でも「今年出す年賀状は10枚未満」という回答が最も多くなっています。SNSの普及や料金値上げ、個人情報への配慮などが背景にあり、「枚数を絞る」流れは今後も続きそうです。裏を返せば、枚数を見直すことは今や自然なことで、無理に例年どおり出し続ける必要はない、ということでもあります。まずは「今年は誰に出すか」を書き出してみると、必要な枚数と予算がぐっと具体的になります。

下の表は、印刷方法別に「1枚あたりの費用目安(はがき代込み)」をまとめたものです。自分が出す枚数に掛け算すれば、おおよその総額がつかめます。

印刷方法 1枚あたりの目安
(はがき代85円込み)
特徴
自宅プリンター印刷 約105〜115円 インク代20〜30円+はがき代。手間はかかるが最安
ネット印刷(早割・フルカラー) 約175〜305円 デザイン豊富。宛名印刷・送料が無料の店も
写真年賀状(印画紙タイプ) 約205〜385円 写真がきれいに映える。単価は高め

※金額はすべて目安です。枚数が多いほど1枚あたりの印刷単価は下がる傾向があります。

【早見表】年賀状の費用シミュレーション(30・50・100枚)

「結局、我が家はいくら用意すればいい?」——枚数別のおおよその総額を一覧にしました。予算どりの目安としてお使いください。

出す枚数 自宅印刷 ネット印刷(早割) 写真年賀状
30枚 約3,300円 約6,000〜9,000円 約8,000〜11,000円
50枚 約5,500円 約9,000〜14,000円 約12,000〜17,000円
100枚 約11,000円 約16,000〜25,000円 約22,000〜32,000円

※はがき代85円を含めた目安。デザイン作成料・オプション・送料の有無で上下します。

こうして数字にしてみると、家庭によっては1〜3万円という決して小さくない出費になることがわかります。だからこそ、事前に予算を決めて積み立てておく特別費の積立の考え方が効いてきます。

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この記事の早見表で出した「年賀状にかかる金額」を、そのままカレンダーの12月に並べるだけ。おせちやお年玉など同時期に発生する出費と一緒に登録すれば、年末に必要な金額と毎月の積立額が一目でわかります。手書き家計簿のように毎日つける必要はありません。

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年賀状代を安く抑える5つの節約ポイント

貯金箱とコインと年賀はがきを表した節約のイラスト

年賀状の費用は、ちょっとした工夫で数千円単位で下げられます。今年から取り入れやすい5つのポイントを紹介します。

1. 早割を使う(10〜11月・最大30%OFF)

ネット印刷各社は、10月〜11月にかけて「早期割引(早割)」を実施します。時期が早いほど割引率が高く、最大30%OFFになることも。郵便局のネットショップでも11月中旬まで早割が用意されるのが通例です。同じ枚数・同じデザインでも、申し込みが1〜2か月早いだけで数千円変わることは珍しくありません。

2. 宛名印刷・送料無料のサービスを選ぶ

意外と見落としがちなのが宛名印刷代と送料です。1件ずつ手書きする手間を省ける宛名印刷が「無料」で、送料もかからないサービスを選べば、その分まるごと節約になります。申し込み前に「宛名印刷無料」「送料無料」の記載を必ずチェックしましょう。

3. 自宅印刷でインク代を抑える

とにかく安さ重視なら、無地の年賀はがきを買って自宅印刷が最安です。1通あたり約105〜115円に収まります。純正インクは高いので、大量に刷るなら詰め替えや互換インクの活用も一案です(プリンターの保証条件は確認を)。

4. 出す枚数そのものを見直す

「例年の惰性で出している宛先」はありませんか。ここ数年で年賀状じまいをする人が増え、枚数を絞るのは決して失礼ではなくなりました。本当に送りたい相手に絞れば、それだけで費用は比例して下がります。

5. 「年賀状じまい」という選択肢も

高齢の親世代を中心に、「今年で年賀状のやり取りを終わりにします」と伝える年賀状じまいも一般的になりました。無理に続けて毎年数千〜1万円を払い続けるより、メールやSNSでの新年のあいさつに切り替えるのも、家計にとっては合理的な判断です。

年賀状は「年末特別費」の一部として考える

年賀状の費用は単体で見ると数千円〜1万円台ですが、問題は同じ11〜12月に他の特別費が一気に重なることです。おせち、クリスマス、忘年会、お年玉、帰省——これらが給料日を待たずに押し寄せるため、「12月は毎年お金が飛ぶように消える」という感覚になりがちです。

下の表のように、年末年始に集中する特別費をまとめて「発生する月」で把握しておくと、慌てずに準備できます。年末年始のお金の流れ全体は年末年始にかかる特別費でも詳しく解説しています。

項目 発生する月 金額の目安
年賀状 11〜12月 約3,000〜30,000円
おせち料理 12月(早割は10〜11月) 約15,000〜30,000円
クリスマス(プレゼント・食事) 12月 約10,000〜30,000円
お年玉 1月 約10,000〜30,000円
帰省費用 12〜1月 約20,000〜60,000円

※金額はすべて目安です。家族構成や地域によって変動します。

年賀状はこの「年末特別費ラッシュ」の入口。おせちの予算どりはおせち料理の費用もあわせて確認しておくと安心です。

年賀状の準備スケジュールと早割の締切

3つのカレンダーとチェックマークと雪の結晶を表した準備スケジュールのイラスト

費用を抑える最大のコツは、実は「早めに動くこと」です。年賀状づくりの大まかな流れは次のとおりです。

10月〜11月上旬:早割がもっともお得な時期。デザインを決めて印刷を申し込むならこのタイミング。
11月中旬〜12月上旬:年賀はがきの本格販売・受付。宛名の準備もここで。
12月15日ごろ〜25日:元日に届けるための投函期間(25日までの投函が目安)。
年明け:いただいた相手への返信(松の内・1月7日ごろまで)。

この流れを1年の特別費カレンダーに落とし込んでおくと、「気づいたら早割が終わっていた」という取りこぼしを防げます。年間の出費全体を見渡したい方は特別費の年間スケジュールも参考にしてください。

年賀状の費用に関するよくある質問

Q. 年賀はがきは結局1枚いくらですか?

郵便局で販売される年賀はがきは1枚85円です(2024年10月の値上げ後)。これに印刷代が加わって、実際の1通あたりの費用になります。

Q. 一番安く仕上げる方法は?

無地の年賀はがきを買って自宅プリンターで印刷する方法が最安で、1通あたり約105〜115円です。デザインや宛名印刷の手間を省きたい場合は、ネット印刷の早割を早い時期に使うのがおすすめです。

Q. 予算はどうやって決めればいい?

「出す枚数 × 1枚あたりの目安」でざっくり総額を出し、年末に必要な他の特別費と合わせて、毎月少しずつ積み立てておくのが安心です。全体像は特別費の一覧で確認できます。

Q. 写真年賀状は割高ですか?

写真印画紙タイプの写真年賀状は1枚あたり約205〜385円と、通常のフルカラー印刷より単価が高めです。ただし、子どもの成長記録や家族写真をきれいに残せる価値があるため、「枚数を絞って写真年賀状にする」という選び方も人気です。全部を写真年賀状にせず、親しい相手だけ写真タイプ、その他はシンプルなデザインと使い分けると、費用と満足度のバランスが取りやすくなります。

まとめ:年賀状の費用は「早めの準備」で必ず下がる

年賀状の費用は、はがき代1枚85円+印刷代で決まり、出す枚数と印刷方法しだいで数千円〜2〜3万円まで幅があります。ポイントは、①1枚あたりの単価を知る、②出す枚数を見直す、③早割(10〜11月)を活用する、の3つ。そして年賀状は12月に集中する年末特別費の一部なので、おせちやお年玉と合わせて早めに予算を確保しておくことが、家計を慌てさせない一番のコツです。

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※本記事は家計の計画・見える化を目的とした情報提供であり、金融商品の勧誘や投資助言ではありません。掲載の金額はすべて目安です。年賀はがきの価格や各種サービスの料金・早割の締切は変更される場合がありますので、最新情報は各公式サイトでご確認ください。

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この記事を書いた人

特別費カレンダー 企画・運営者。「毎月きちんと家計簿をつけているのに、車検や税金、帰省が重なる月に家計がドカンと狂う」という自身の経験から、月次家計簿に乗らない“年単位の出費(特別費)”を1月1日に見える化し、毎月の積立額を自動計算するアプリ『特別費カレンダー』を開発しました。むずかしい家計管理を、だれでも無理なく続けられる形にすることをテーマに、特別費の考え方・年間スケジュールの立て方・積立のコツをわかりやすく発信しています。

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